合奏

前に触れたフルートとの合奏が本日本番。
無事に演奏を終わりました。

唇の噛み方からうかがえる力の入りよう。
渾身の力でネックを握りしてめています。
難しくて出来が不安だった部分が無事で、反面普段の練習では間違えない場所でこそ間違う。本番の醍醐味ですわな。その箇所では間違え慣れていないので復帰するのに時間がかかるという皮肉。
 
終わってしばらく歯を食いしばり目をきつく閉じていないと、暴れだしそうになるほど悔しかった。
そう言えばちょっと前の練習で全くうまくいかなかった時も、自分でびっくりするほど悔しかった。
叫びたくなるような、無性にその辺の物を傷つけたくなるような「悔しさ」という感情がまだ熱く自分にあることがほんとうに驚き。
その練習でうまくいかなかった日なんて、家に帰ってトレーニング用のゴムチューブ引っ張り出して真剣に引きちぎろうとしたくらいに。もちろんゴムチューブは全く無事なんですが。
 
それほど競争意識も高くなく、闘争心という意味では人類の下位レベルにランクされること自他共に認める私ですが、なんでもないことがすごく悔しかったりしてきた記憶もある。
古くは小学校のときのあだ名が可愛くなかったときとか。
新しいところではコピー機のトナー交換ができなかった時とか。
 
燃えるような感情のうねりを感じさせてくれたギターにありがとう。