十一


ギター教室の先生がコンサートを催すということで出かけてきました。今まで度々お誘いのチラシをいただいていたのだけれど、なかなか機会に恵まれず。本日初めて先生の本気モードプレイを拝見拝聴。
 
びっくりするぐらい弦の数が多い(普通6弦。)ギターを掻き鳴らす先生。11弦ギターといって50年位前に開発されたギターなんだけれど、ルネサンスリュートと同じ弦数で、同じチューニングが可能との事。新しいけど古い、みたいな?よくわからないけどすごい。多いだけですごく思える。なんて教え甲斐のない生徒。
弦が多い分低音の音が幅広く出せるみたい。6弦のチューニングだと普通一番低くてミとかなので、「俺の声だってミぐらいまで綺麗に出せるぜ」とか思ってたけど、さすがに11弦の低音は無理。そういう意味じゃ弾き甲斐のありそうな楽器でした。
ところでうちの先生は構えがいい。ギターの抱え方がいい。女性を抱くように、とかではなく、母親がわが子を慈しむような構え。ピエタとか、ああいう感じ。男性だけど。大事に大事にしてます、と体で訴えてくるのがいい。
 
現地販売してたCDも買ってきた。
すぐに聴こうと思っても、我が家には先代機が故障してからCDプレイヤーがなく、一度PCに取り込んでからソニーウォークマンに転送しないと聴けないもどかしさ。CDプレイヤー欲しいんだけどこれ以上家具を増やしたくない気持ちが大きくてそのまま。